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妊娠、出産、育児のことを、わかりやすく解説します。


妊娠期間ってどのくらい?【週数の数え方やカラダの変化について】

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妊娠期間は「十月十日」っていうけど、実際どうなんだろう?
その間、カラダにはどんな変化があるのかな?

この記事では、そんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 妊娠期間の数え方
  • 妊娠期間のカラダの変化
  • 出産時期の違い

体験談

私自身、初めての妊娠だったので、カラダの変化があるたびに不安でした。妊婦さんが安心できるよう、私の実体験を交えて解説します。

妊娠期間の数え方

学校, そろばん, カウント, 学ぶ, 教育, 木材, 学習, 数学

妊娠期間は、最終月経日をもとに計算します。
わからなくなったら、下記の計算ツールを使ってみましょう。

妊娠期間計算ツール

最終月経日を入れてください。




妊娠期間ごとのカラダの変化
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妊娠1ヶ月(0〜3週目):妊娠成立前...

排卵・受精・着床へと進み、妊娠が成立する時期です。

妊娠2ヶ月(4〜7週目):妊娠が判明!

生理が止まり、妊娠に気づく時期です。
妊娠検査薬
の陽性反応が出るようになります。
4週目から妊娠超初期症状が、5週目からは妊娠初期症状があらわれはじめます。
6週目頃からは胎児の心拍が確認できるようになるので、病院を受診しましょう。

私は妊娠4週目から下痢、便秘、吐き気の症状が出始め、妊娠5週目からは肩甲骨辺りの関節や右肺が痛み、尿の匂いが変わりました。眠気や食欲不振で体調の優れない日が続き、仕事中はつらい思いをしました。便秘の影響でお腹にガスがたまり、おならの頻度も増えました。しかし、妊娠が分かったときは嬉しくて幸せな気持ちになりました。

yuruiku.hatenablog.jp

妊娠3ヶ月(8〜11週目):つわりピーク!

妊娠3ヶ月は、つわりがピークになる人が多いです。
吐き気、嘔吐、胃もたれ、怠さ、眠気等に苦しむ時期です。
仕事をしている妊婦さんは、一人で悩まずに会社に相談して無理せず休みましょう

病院での超音波検査(エコー検査)の結果、胎嚢(たいのう)と心拍が確認できると、主治医から母子手帳をもらって来るように指示があります。
母子手帳の交付については、各市町村によって異なるため病院で説明を受けましょう。
母子手帳の交付時に、妊婦健康診査受診票(補助券)が配布されるため、それ以降の検診は費用が補助されます。

私は3回目の検査で、母子手帳の交付の指示がありました。嬉しかったです!しかし、この時期はつわり(胸焼け、吐き気など)でつらい思いをしました。常に口の中が苦く、食事の時間が不快でした。しかし、胎児が元気に成長している証拠だと思い必死で乗り越えました。

妊娠4ヶ月(12〜15週目):お腹が大きくなる

個人差はありますが、お腹が少しずつ膨らみはじめます。
また、乳房が大きくなったり、乳首が黒ずんでくる人もいます。
脚のむくみや顔のシミが気になるようになることもあります。
早い人は妊娠14週頃からつわりが落ち着きはじめますが、出産までつわりが続く人もいるため、焦らずに自分のカラダと向き合いましょう。
妊娠15週には胎盤が完成します。

私は妊娠4ヶ月が終わる頃もつわりに苦しみました。
嘔吐はしませんでしたが、胸焼けや胃もたれ、味覚の違和感が続きました。

妊娠5ヶ月(16〜19週目):安定期

つわり症状が治まったり、流産の可能性が低くなり、体が安定してきます。
一般的に妊娠5〜7ヶ月頃を安定期と呼び、周囲に妊娠の報告をはじめる人が増えます。
ただし、安定とはいえ、切迫流産や切迫早産が起こるリスクはありますし、安定期以降もつわりに苦しむ人はいますので、引き続きカラダを大事にして過ごしてください。
妊娠18週頃からは、胎動を感じ始めます。お腹に手を当てて感じてみましょう。
妊娠5ヶ月の戌の日には、安産祈願をするという日本の風習があります。

この頃にはつわりが落ち着いてきましたが、便秘が辛かったです。
安定期に入ったので、上司以外の会社の人へも妊娠の報告をはじめました。
安産祈願は、戌の日当日ではなく、週末に夫と二人で近所の神社へ参拝だけしに行きました。ご祈祷はしていません。
また、私の場合は妊娠19週目に性別がわかりました!

妊娠6ヶ月(20〜23週目):性別がわかる

赤ちゃんの性別判断ができる頃です。男の子だと早く分かることが多いです。
体重が増えやすい時期なので、体重管理と妊娠線の予防を心がけましょう。

私はこの頃から唾液の分泌が増えて、口の中が気持ち悪い状態が続きました。
食事には気をつけていましたが、体重がどんどん増えていきました。
また、こむら返り・尿もれに苦しみました。
会社の制服が着られなくなったのはこの頃からです。
仕事の引き継ぎは、この頃から少しずつ始めました。

妊娠7ヶ月(24〜27週目):妊婦健診が増える

こむら返りや貧血、むくみが起こりやすくなります。
この頃から妊婦健診が2週間に1回に増えます。
多胎(たたい)の場合は、妊娠26週から産休に入ります。
(※多胎とは、双子や三つ子などの妊娠のことです。)

両脇に副乳ができて驚きました!
この頃から、甘いものが無性に食べたくなり、体重増加に拍車がかかりました。
26週の頃には補助券で歯科検診を受診しました。
新生児に会う前に夫婦で口内環境を整えておきたいですね。

妊娠8ヶ月(28〜31週目):妊娠後期突入!

妊娠8ヶ月以降は、妊娠後期に入ります。
胎動が激しくなり、お腹が張りやすくなる時期です。
妊娠31週からは後期つわりがはじまる人もいます。

私の場合、28週目に逆子と受診されてしまいました。
お腹の下辺りで胎動を感じていたのは逆子が原因だったみたいです。
逆子体操を頑張ったら、翌週には治っていました!
尿もれや頻尿、便秘に悩まされる日々です...

妊娠9ヶ月(32〜35週目):産休開始!

動悸(どうき)や息切れがひどくなり、体力が衰える時期です。
単胎(たんたい)の場合、妊娠34週から産休に入ります。
里帰り出産をする人は、この頃から帰省することが多いです。
妊娠35週には、赤ちゃんの肺機能が完成します。

お腹が大きくなり、夜が寝苦しくなってきました。
赤ちゃんがしゃっくりすると、体が変な感じ。
34週から産休に入り、久しぶりの長期休暇にウキウキワクワク♪
ドラマや映画三昧で、一人の時間を楽しみました。

妊娠10ヶ月(36〜39週目):そろそろ産まれる?

臨月に入り、妊婦健診が1週間に1回に増えます。
妊娠37週からは正期産に入り、いつ産まれても安心な期間です。
早い人は37週から前駆陣痛を感じることもあります。

37週に入ってからは、たくさん運動するように心がけました。
38週での出産が母子ともに体の負担が少ないと病院で聞いたため、
 ・ウォーキング
 ・スクワット
 ・階段昇り降り
を頑張りましたが、予定日になっても産まれる気配はありませんでした(笑)
予定日までに産まれないと焦りますよね・・・
こればっかりはタイミングなので、気長にのんびり待つことにしました。

妊娠40週目〜:もう産まれるよ!

子宮が下がり、お産の準備が整った状態です。
頻尿や尿もれの症状がひどくなったり、食欲が戻って食べすぎて体重増加したり、体調管理の注意はまだまだ必要です。
41週6日までは正期産なので、予定日を過ぎても焦らなくて大丈夫ですよ。

さいごに

妊娠で起こる症状は個人差があります。
不安なことは病院の先生に相談したり、職場の人に打ち明けましょう。
とはいえ、せっかくのマタニティ期間だから、どこかに行きたい!美味しいものが食べたい!など、欲求は治まりませんよね。我慢しすぎてストレスをためないように、妊娠時期と体調に合わせて、行動計画を立てましょう。