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妊娠、出産、育児のことを、わかりやすく解説します。


妊娠初期症状の特徴と対処法【私って妊娠してるの?どうすればいいの?】

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なんか数日前から体調がおかしいような...
これってもしかして、妊娠かな?
こういうときって、どうしたらいいの?

この記事では、そんな疑問にお答えします。

本記事の内容

  • 妊娠初期症状とは?
  • 初期症状の例
  • 妊娠かな?と思ったらすること

妊活中は、結果が気になって、いろいろ調べちゃいますよね?
私たちの体験談も交えて、妊娠初期に起こることをわかりやすく解説します。

妊娠初期症状とは?

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妊娠初期症状とは、妊娠3〜5週目に体にあらわれる症状です。
症状が確認できれば、妊娠してるかも?と気づくきっかけになります。

発生する時期や症状には個人差があるので、何も起こらないからといって、妊娠していないかも...と不安になる必要はありません。
なお『生理が遅れる』『基礎体温が高くなる』は、どの妊婦さんにも共通です。
より早く正確に妊娠を知りたい方は、基礎体温の計測がおすすめです。

なお、妊娠期間は「最終月経日」から数えた期間のことを言います。
現在の週数が気になる方は、下記の計算ツールにてご確認ください。

妊娠期間計算ツール

最終月経日を入れてください。




主な妊娠の初期症状

person holding belly photo

生理が遅れる ※全妊婦さん共通

予定日よりも1週間ほど遅れる場合は、妊娠している可能性があります。
生理が規則的な人にとっては、最もわかりやすい妊娠の症状といえます。
ただし、ストレスや過剰なダイエットなどで生理周期が乱れがちな方は、遅れても気づきにくくなります。

体温が高くなる ※全妊婦さん共通

通常は、生理から2週間は「低温相」、その後2週間は「高温相」となります。
妊娠が始まると、ホルモンの動きが高まるため、「高温相」が続きます。
3週間経っても高温相が続く場合は、妊娠している可能性が高いです。

妊活中は、基礎体温の変化を毎日計測するのがおすすめです。
なお、基礎体温の計測には基礎体温が必要です。

基礎体温計の選び方基礎体温計には下記の2種類のものがあります。
 ・予測式:1分ほどで結果が分かるが、精度が低い
 ・実測式:結果がわかるまで5分ほどかかるが、精度が高い
→ 忙しい人には「予測式」、そうでない方は「実測式」がおすすめです。

おりものが変化する ※多くの妊婦さんが経験

ホルモンの分泌が増え、おりものの状態が変化することがあります。
おりものが乳白色や薄茶色になる、量が増える、水っぽくなるのが特徴です。
妊娠の兆候として代表的なもので、多くの妊婦さんが経験する症状です。

量が多い場合は、下着をこまめにとりかえ、おりものシートを使用するなどして、常に清潔に保ちましょう。

ただし、あまりに大量となる場合には、別の原因の可能性もあるので、病院を受診しましょう。

着床出血

受精卵が子宮に着床したとき、1〜2日出血が続くことがあります。
生理予定日の前後に起こるためわかりにくいかもしれません。
「いつもの生理と違う」と思ったら、着床出血の可能性があります。

眠気が強くなる

ホルモンバランスの変化によって、だるさや眠気を感じます。
朝起きるのがしんどい、いつでも眠い、といった状態になり、風邪の症状にも似ています
喉の腫れもなく、高熱でもなかったら、妊娠初期症状によるものかもしれません。

眠気に耐えられない場合は、無理せずに横になり、体を休めてください。

私は妊娠5週目から眠気がひどくなり、仕事中にもウトウトしていました。
家に帰ったらソファで横になり、夜になったらベッドに移動して寝ていました。

「眠気」は妊娠中の症状なので、リビングで横になってる奥様を無理に起こしたり責めたりしないように、旦那様は気をつけましょうね。

食欲が増える

食欲旺盛になり、食べても食べてもお腹が空いているように感じます。
ついつい食べすぎて体重が増加してしまう方が多いようです。

そのような場合には、1日3 食ではなく、少量を小分けするなど、空腹状態を作らないように工夫しましょう。

めまい、ふらつき

妊娠中は胎盤を通して赤ちゃんに栄養を送るため、必要な血液量が増えます。
しかし、血液中の赤血球量は変わらないので、結果的に血液が薄くなります。
このような体内の働きによって、めまいやふらつきが起こります。

このような症状が出る場合は、鉄分を多く含む食事を摂りましょう。

イライラする

ホルモンバランスの乱れや、妊娠に対する不安から、情緒不安定になります。
 ・わけもなくイライラする
 ・わけもなく悲しくなる
などの症状が出ることが多く、夫婦関係、親子関係に影響してしまうことも。

「イライラしたくない」と思っている妊婦さんも多いかと思います。
自分なりのリラックス方法をみつけて、イライラを抑えましょう。

妊娠中のイライラ解消方法効果的な解消方法
 ・妊娠を受け入れ、具体的な計画をたてる
 ・深呼吸する
 ・軽い運動をする
 ・入浴時間を伸ばす
 ・ストレスを与える人・もの・場所から遠ざかる
NGな解消方法
 ・暴飲暴食
 ・「過度な」運動
 ・周囲の人にイライラをぶつける
 ・買い物による散財

胸の張り

ホルモンの動きが高まると、乳腺などが発達し、胸の張りを感じるようになります。
生理予定日を過ぎても胸の張りが収まらない場合は、妊娠しているかもしれません。

下着を変えたり母乳パッドを使ったりして刺激を減らすことで、痛みが多少緩和されます。
また、体温を高めすぎると張りが強くなるため、入浴時はぬるま湯にするのもおすすめです。

下腹部の痛み、下痢、便秘

ホルモンバランスが変化すると、腸の活動が弱まることにより、
 ・下痢
 ・便秘
 ・お腹が引っ張られるような痛み
 ・しくしくする鈍痛
 ・むずむずする違和感
などの様々な症状が発生します。
生理痛とも似ているため、安易に鎮痛薬を使用しないよう注意が必要です。

下痢の場合は、スポーツドリンクなどでこまめに水分補給しましょう。
便秘の場合は、適度な運動水分補給食物繊維の摂取などを意識しましょう。

私は妊娠4週目から下痢、便秘、吐き気の症状が出始めました。
便秘の影響でお腹にガスがたまり、おならの頻度も増えました。

妊娠中の症状なので、奥様がリビングでおなら連発してても、旦那様は幻滅したり過剰に反応したりしないようにしましょうね。笑

腰痛

妊娠中は女性ホルモンの影響で、骨盤周辺の関節や靭帯が緩くなります。
それによって、骨盤が不安定になり、腰痛になります。
また、子宮が大きくなるにつれて前かがみになり、腰痛になることもあります。

湿布や塗り薬などは、赤ちゃんに影響を与える可能性もあるので、避けましょう。
家族にマッサージをお願いしたり、マタニティ整体に行くのがおすすめです。
また、重いものを持たない、背筋をのばすなど、腰の負担を減らすことも大切です。

頭痛

妊娠中はホルモンの活動によって血管が拡張し、こめかみあたりがズキズキと痛むことがあります。

頭痛薬は飲まず、ソファやベッドで横になり、体や頭を休ませましょう
また、痛みが辛くて耐えられない場合には、病院に相談すれば妊婦でも使用可能な頭痛薬を処方してもらえます。

肌トラブル

妊娠中はホルモンバランスの乱れにより、肌が敏感になることがあります。

洗顔を丁寧に行い、肌を清潔に保つよう心がけましょう。
いつもの化粧品が合わない、と感じる場合は、「敏感肌用」「保湿効果」といった化粧品に変更しましょう。

においの変化

ホルモンバランスの変化により、においに敏感になることがあります。
 ・揚げ物
 ・魚介類
 ・コーヒー
 ・タバコ
 ・香水
など、いつもは平気だったにおいが、急に苦手になります。

こういった場合は、マスクをしたり、柑橘系やミント系のアメを持ち歩くなどして、気持ちを落ち着かせるのがおすすめです。

私の母親は「炊きたてごはん」のにおいが苦手になり、炊飯器をベランダに出して炊いていたそうです。母親、恐るべし...笑

妊娠かな?と思ったらすること

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妊娠検査薬で確認を行う

最終月経日をすぎると、妊娠検査薬によって妊娠しているかどうか確認できます。
妊娠を早く確認しておくことで、その後の計画がたてやすくなります。

妊娠検査薬の使い方やおすすめは、下記の記事で紹介しています
よかったら参考にしてください。

薬の服用を控える

薬の中には、赤ちゃんの成長に影響するものもあるので、注意が必要です。
特に妊娠2〜4ヶ月目は、赤ちゃんの重要な器官が作られる時期なので、最も影響を受けやすくなります。

ただし、薬を服用しなかったことで感染症になったりしたら本末転倒です。
実際には多くの薬は赤ちゃんに影響を与えません。
心配な場合は、病院で相談し、妊婦でも服用可能な薬を処方してもらいましょう。

お酒やカフェインの摂取を控える

妊娠中の大量飲酒により、赤ちゃんの先天性異常発育遅延が発生することが報告されています。
許容されている飲酒量については、有効な研究報告がないため、わかっていません。

「このくらいなら大丈夫」と思わず、妊娠中は禁酒しましょう。

タバコを控える

妊娠中の喫煙により、発達遅延流産・早産のリスクが高まることが報告されています。
また、タバコの本数が増えるほど赤ちゃんの体重が小さくなることも報告されています。

このように、「百害あって一利なし」のタバコなので、妊娠中は禁煙しましょう。
また、受動喫煙(人のタバコの煙を吸うこと)にも注意が必要です。
喫煙所などに近づかないように注意しましょう。

『過度な』運動を避ける

適度な運動は、リラックス効果や体重増加の抑制にとって有効ですが、妊娠中には運動のやりすぎは禁物です。
特に、妊娠初期(12週未満)には、つわりにともなう栄養不足や水分不足により、流産のリスクが高まることがあるため注意しましょう。

『過度な』運動の基準は、心拍数が150bpm以上になることと定義されています。
目安としては、「普通おしゃべりしながら」できる程度の運動になります。
ウォーキングマタニティヨガなどがおすすめです。

さいごに

体に変化が起こると、不安になりますよね。
この記事にあることは、全国の妊婦さんが経験したことです。
原因や対処法がわかってしまえば怖いことはないので、安心してくださいね。