生後3ヶ月までの首すわり練習方法【体験談】
この記事はこんな人におすすめ
- 生後3ヶ月で首すわりが出来ていない
- 首すわりの練習方法を知りたい
本記事の概要
- 首すわり成功時期の目安
- わが家の体験談:生後2ヶ月で成功!
- 首すわりの確認方法
- 具体的なトレーニング方法(動画付き)
首すわり時期の目安
首すわり時期の目安は「5ヶ月が終わる頃」と言われており、3・4ヶ月検診の確認項目に入っています。なお、発育の月齢は厚生労働省が出している「乳幼児身体発育調査(2010)」にて、下記のようなデータがあります。
首座り | 寝返り | |
---|---|---|
2〜3ヶ月未満 | 11.7% | 1.1% |
3〜4ヶ月 | 63.0% | 14.4% |
4〜5ヶ月 | 93.8% | 52.7% |
5〜6ヶ月 | 98.7% | 86.6% |
6〜7ヶ月 | 99.5% | 95.8% |
7〜8ヶ月 | 99.2% |
このデータから分かるように、
- 首座り:4〜5ヶ月
- 寝返り:6〜7ヶ月
が目安(90%超)ということがわかります。SNSなどでは、発育の早さを自慢する人がいますが、赤ちゃんの成長には個人差が大きく、他人と比べるものではありません。「寝返りが早くできる人ほど、生涯賃金が高い」などというデータも(おそらく)ありませんので、安心してください。笑
5ヶ月を過ぎても首座りがまだできていないという場合、
- 頭が大きい
- 柔軟性が高い
などの要因が考えられます。いづれも、成長に支障が出るものではなく、むしろ優れている点かと思いますので、焦らなくても大丈夫です。
私たちの体験談
月齢ごとの発育履歴
当時のInstagramの投稿と一緒に紹介します。
- 生後1ヶ月と26日:首座りトレーニング開始
- 生後2ヶ月と12日:寝返り成功
- 生後2ヶ月と24日:うつ伏せで顔が上がった(首すわり完了!)
首すわりまでにやったこと
内容については後で詳しく紹介しますが、下記の内容で毎日トレーニングをやっていました。
- うつぶせ:気が向いたとき(10分×5回くらい)
- 腕引っ張り:朝・夜に各3回
- 前傾縦抱き:朝・昼・夜に各3回
夫が「早く一緒にランニングしたい」と、毎日頑張ってトレーニングしていました。早く歩くようになったら大変なんだけどなあ…笑
首座りの確認方法
首すわりの確認方法は、厚生労働省が文書化しているものと、SNSなどで言われているものがあります。どちらを正解としてもいいと思うので、ここではいくつかの方法を紹介します。
① 腕を引っ張ると首が付いてくる
「乳幼児身体発育調査(2010)」では、首座りの定義を下記のように示しています。
私たちがよく見ている助産師HISAKOさんのYouTubeに、首すわりに関する動画があります。(動画の3:30〜)
② 縦抱きで首がぐらつかない
SNSなどで、首すわりの確認方法として紹介されています。
上の動画(4:00〜)をご確認ください。
③ うつ伏せに寝かせると顔をあげる
うつ伏せに寝かせると、首が座っている子は上体を起こして顔を上げ続けることができます。首すわりが不十分だと、顔がすぐに床についてしまいます。
首すわりトレーニング
① うつ伏せ(おすすめ度:★★★)
うつ伏せに寝かせて、自主的に顔を上げてもらう方法です。
この方法には、下記のようなメリットがあります。
- 床に顔がつくのを嫌がり、頻繁に首を持ち上げてくれる
- 手足がジタバタすることで、全身運動ができる
- 子ども一人でもできるため、パパママが楽ちん
- 「体幹」が鍛えられる
② 腕引っ張り(おすすめ度:★★☆)
仰向けに寝かせた状態で、腕を引っ張り、腹筋のような動きをさせる方法です。
この方法のメリットとデメリット(△)は下記の通りです。
- 負荷が大きく、短時間で効果が得られる
- △:首が垂れやすく、怖い
- △:腕や肩への負荷が大きい
③ 前傾縦抱き(おすすめ度:★★★)
縦抱きで前傾にする方法です。
この方法のメリットとデメリット(△)は下記の通りです。
- 場所を選ばずにできる
- △:首が垂れた勢いで、前に倒れそうになる
- △:腰への負担が大きい
④ 目線より高い位置におもちゃを置く(おすすめ度:★☆☆)
これは①の方法の派生です。うつ伏せに寝かせて、目線より高い位置に興味を引くもの(おもちゃ)を置き、顔をあげさせる方法です。
この方法のメリットとデメリット(△)は下記の通りです。
- ①と同様
- △:興味のあるおもちゃが必要
トレーニングの注意事項
首座りトレーニングを行う際、下記の点に注意しましょう。
- 首の関節や神経を傷つけないようにする
- 床に顔面や後頭部をぶつけないようにする
- うつ伏せで、窒息しないようにする
対策方法は下記の通りです。
- 頭を支えられるように準備をしておく
- 周りに柔らかいもの(タオルやぬいぐるみ)を置かない
- 床を「硬すぎず、柔らかすぎない」素材にしておく
わが家では、下記のジョイントマットと敷き布団を使っています。
敷布団は、防水性があり、洗濯のしやすいものを選びましょう。
おわりに
首すわりは、毎日のトレーニングで徐々にできるようになります。スキンシップの一環として、焦らずに楽しんでやれるといいですね。