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ミルクを飲ませる正しい姿勢とは?飲まない原因と対策法も紹介!

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読者さま

赤ちゃんがミルクを飲みにくそうにしてるよー!
やり方が間違ってるのかな?

新生児の子育てって、寝かしつけだけでも大変ですよね。それに加えて、ミルクを飲んでくれなくて泣きじゃくる我が子を見ていると、どっと疲れがこみ上げてくる、、、なんて経験をされている方も多いんじゃないでしょうか?

この記事では、そんなパパママのお悩みを解消します!

本記事の内容

  • 赤ちゃんがミルクを飲まない原因と対策
  • ミルクを吐いてしまう原因と対策
  • ゲップはしなくても大丈夫?

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ぴる

今回の記事では、ミルクを上手にあげられないパパママのために、飲まない原因や正しいあげ方をわかりやすく解説します。

ミルクを飲まない原因と対策

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姿勢が安定しない

哺乳瓶で授乳するときは頭を少し高くして横抱きにしましょう。頭が低くなっていると中耳炎になるリスクがあるので、姿勢がつらい時はタオルなどで赤ちゃんの頭を持ち上げるだけでもOKです。

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ミルクの温度

ミルクの温度は人肌(40℃くらい)が適温と言われています。温度が高いと、嫌がって哺乳瓶を舌で押し出してしまうので注意しましょう。手首で哺乳瓶に触れて、熱いと感じなければOKです。

だれでもミルクを上手にあげられる「ドクターベッター」とは?

正しい姿勢でミルクを飲ませていても、普通の哺乳瓶だとミルクの残量によっては勢いよくミルクがでてしまって、むせてミルクが逆流してしまう、、、なんてことありますよね?ミルクをあげるのになれていない人は、哺乳瓶が満杯のときに角度を上げすぎてしまい、ミルクの出る勢いが強くなってしまいます。

ドクターベッターは、哺乳瓶の途中が折れ曲がっていて、角度を一定に保つことができる哺乳瓶です。この特殊な形状のおかげで、誰でも正しい姿勢でミルクをあげられます。いつもミルクをママが上げている場合には問題ありませんが、ミルクを上げ慣れていないパパや実家のお父様にミルクをお願いすることが多い方にはおすすめの商品です。

落ち着かない環境

  • テレビの音などの騒音がうるさい
  • 日光が当たりすぎている
  • 暑い・寒い

こういった環境では、落ち着かなくてグズりだすことがあります。なお、エアコンを使う場合には、次のことに注意しましょう。

エアコンを使用する時の注意夏の部屋
 ・冷房は外気温の4〜5℃以内にする
 ・直風が直接当たらないようにする
 ・扇風機は2m以上離し、首振りに
冬の部屋
 ・暖房の設定温度は20〜25℃にする
 ・湿度を50〜60℃に保つ
 ・ストーブ使用時は、こまめに換気する
【参考:東京都福祉保健局

体調が悪い

下記のような症状がある場合は、体調が悪くて食欲がないのかもしれません。病院へ連絡して対応方法を教えてもらうか、病院へ連れて行って診てもらいましょう。

体調不良のサイン・咳、くしゃみ、鼻水が止まらない・・・風邪
・耳を触ると痛がる・・・中耳炎
・赤いブツブツがでている・・・発疹(はっしん)、麻疹(はしか)
・耳の下が腫れている・・・おたふく風邪
・のどが赤く腫れている・・・扁桃炎、咽頭炎

お腹が空いていない

月齢にもよりますが、赤ちゃんは約3時間おきにお腹が空いて泣き出します。必ず3時間おきにミルクをあげる必要はないのですが、泣いたらミルクを飲ませてみましょう。拒否して泣いてしまう場合は、単に機嫌が悪くてグズっているだけかもしれないので、下記の方法を試してみましょう。

赤ちゃんのあやし方・音楽を聞かせる
・抱っこする
・グッズを使う

赤ちゃんが泣き止む音楽、抱っこの姿勢、おすすめのグッズは別の記事で解説しています。

おむつが気持ち悪い

おしりが蒸れて気持ち悪くなると、ミルクに集中できなくなることがあります。グズる時は、ミルクをあげる前におむつを確認し、先におむつを交換してあげましょう。

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ぴる

うちの子は、飲みながらうんちをすることが多いので、多少のグズり方なら、先にミルクをあげてから後でおむつを交換しています

ミルクを吐いてしまう原因

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赤ちゃんは食道の筋肉が弱いため、ミルクが食道を逆流して吐いてしまうことがあります。吐いたあとに赤ちゃんが苦しそうではなければ心配ありませんが、毎回ミルクを吐いてしまう場合は、下記の原因が考えられます。

ミルクの飲ませすぎ

赤ちゃんは満腹中枢が未発達なので、ミルクを飲みすぎてしまうことがあります。噴水のような勢いで激しく吐く(吐乳)ことがあれば、飲ませすぎなので注意してください。

ゲップと一緒に吐いてしまう

ミルクを一気に飲ませすぎると、ゲップと一緒にミルクを吐いてしまうことがあります。ミルクを飲ませるときは、こまめ(30-60ml毎)にゲップをさせるようにしましょう。ミルクを飲ませた後にお腹周りが張っている場合は注意が必要です

ゲップはしないといけない?

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読者さま

ゲップをしないと、どうなっちゃうの?

ゲップをさせる理由は?

赤ちゃんは飲み方が未熟なので、ミルクと一緒に大量の空気を飲み込んでしまいます。吸い込んだ空気が胃に溜まり、胃の中のミルクなどが逆流して吐き戻してしまうことがあります。そのため、こまめにゲップをさせてあげて溜まった空気を出してあげる必要があります。

正しいゲップの姿勢

ゲップは、食道と胃の間にある『噴門』という器官を刺激することでガスが抜けていく現象です。トントンしたり、スリスリする場合は、噴門の位置を意識しましょう。また、ゲップ時にミルクを吐き戻してしまい、それが喉に詰まって呼吸できなくなることを防ぐため、万が一吐き戻しても大丈夫な姿勢で行う必要があります。正しい姿勢は下記の通りです。

縦抱き
  • 赤ちゃんを縦抱きして、赤ちゃんの顔を肩に乗せる
  • もう一方の手でお尻を支える
  • 背中の真ん中辺りを優しくトントン叩く
  • 背中を下から上に向かってスリスリする

※吐き戻してしまうことがあるので、肩にガーゼを乗せておきましょう。

座らせる
  • 赤ちゃんを膝の上に乗せ、外向きに座らせる
  • 赤ちゃんの正面から手を回し、奥の脇の下に指を入れる
  • 手首あたりで手前の脇を支え、赤ちゃんのアゴを手首で支える
  • 反対の手で背中をトントンしたりスリスリしたりする  

いつまでゲップするの?

赤ちゃんは成長に合わせてミルクを飲むのが上手になっていきます。個人差もありますが、生後3-4ヶ月には空気を含みにくくなり、自分の意志でおならとしてガスを逃がせるようになります。そして7ヶ月ごろには、自分の力でゲップをだせるように成長します。

ゲップが出ない時は?

ゲップがでなくても病気になることはありません。ただし、なにかの拍子にゲップが出て吐き戻してしまうことはありますので、吐き戻し後も呼吸ができるように横向きに寝かせるなどの注意が必要です。

さいごに

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ぴる

ミルクのあげ方に自信が無い方や、パパにミルクのあげ方、ゲップのさせ方を教えたいママは、この記事を保存して何度も確認してみてくださいね。